小学校受験準備のための教室「幼児教室マナーズ」を開校し、今年で20年目を迎えます。
小学校受験準備の教室という看板をあげながらも、ペーパー学習に終始する詰め込み式、訓練式の受験準備に警鐘を鳴らし、合格を目指すからこそ、本当に求められている子どもの力「自分の力で考え、判断し、行動できる子ども」を育てることをモットーに、クラス作りをしてきました。
それが功を奏し、結果的に合格という面でも高い実績を誇り、この20年で多くの子ども達が幼児教室マナーズを巣立っていきました。最初の年の子ども達は、すでに社会人になっています。
ここ10年は、小学校受験準備の低年齢化が進み、「小学校受験の準備は、早ければ早い方が良い」という思い込みで大きな失敗をしてしまうご家庭が少なくありません。
幼い子どもの成長は、まさに「家庭生活の中」で磨かれていきます。その認識なく、0歳児、1歳児、2歳児の頃から他人任せ、教室任せの幼児教育神話を信じ、「家庭教育とは?」「親の役割は?」を考えぬまま、マネージャー的な子育てをしてしまう・・・これでは本末転倒、ですね。
20年間、私は二人の我が子を育てつつ、教育者、母親、両者の目を持って幼児教育、小学校受験に携わってきましたが、年を重ねるごとに思いを深めていることは、幼稚園受験、小学校受験に向かう幼年期の子ども達に最も大切なことは、「自分の頭で考えられる子ども」「幼いながらも、社会性を持った行動のできる子ども」であること、です。こういう子どもこそ、伝統ある名門の私立幼稚園、私立小学校で求められている子ども達なのです。
このサイトでは、20年間の経験から、幼年期の子ども達に大切なこと、幼年期の子どもを持つご両親に理解していただきたいことを中心にさまざまな項目を設け、書き連ねていきました。
0歳、1歳、3歳という、本当に愛らしく、かわいい我が子をミスリードすることなく、是非ぜひ、有意義な子育てをしてくださることを願っています。
そして将来、本当の意味で「力のある子ども」に成長したお子様を、幼稚園受験、小学校受験に向かわせることができるよう、このサイトがお役に立てればこんなにうれしいことはありません。